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2011/09/09 04:55
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トリシェ総裁(ECB)は8日、金融政策決定後にフランクフルトで記者会見し、イタリアの最新の財政緊縮パッケージは 極めて重要だ と述べた。 イタリア政府は8月に決めた緊縮案をいったん緩和したものの再修正により 財政引き締めへの決意 が確認できるという。 ECBはベルルスコーニ首相が8月5日に緊縮策の当初案を発表した後にイタリア債の購入を開始し、利回りを押し下げてきた。 全体的な結果という点で、先に言明された通りのものが実践されることの確認を得たと述べ。 これはもちろん、極めて重要なことだと続けた。 イタリア上院は7日夜 540億ユーロ (約5兆8400億円) 規模 の修正された財政緊縮案を可決した。 イタリアは投資家とECBに対し、債務圧縮の決意を示す必要があった。 最新の緊縮財政案は来週初めに下院で採決される公算が大きい。 付加価値税の税率を1ポイント引き上げて21%とすることや、30万ユーロを超える所得への課税強化や女性の定年引き上げが盛り込まれ、2013年の財政均衡を目指した当初案と同等の効果を確保する内容となっている。 なお、バルダサリ委員長(上院財政委員会 イタリア)は7日、ローマでブルームバーグとのインタビューに応じ、同国は現在の案でECBを納得させることができず、1カ月以内に 次の財政引き締め計画 が必要になるかもしれないと語っていた。 PR |
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