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2009/01/20 05:08
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ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS 英銀)の発表(19日) RBSの2008年通期の赤字が信用危機の深刻化で 最大280億ポンド(約3兆 7250億円) と英企業としては史上最大なったもようだ。 信用危機が始まる3カ月前に、RBSがオランダの金融会社、ABNアムロ・ホールディングから買収した投資銀行資産が重しとなっている。 また、英財務省が取得した優先株を置き換える 普通株50億ポンドを発行 する計画も明らかにした。 RBSは財務省への配当支払いを減額して得た資金を利用して、国内の貸し出しを60億ポンド拡大する方針を明らかにした。 1株当たりの提示額は31.75ペンスとなるが、同行株主が増資分を取得しなかった場合、政府の株式保有率は現行の58%から70%まで拡大すると見られる。 英企業としてこれまでの最大の通期純損失は、06年に携帯電話サービスのボーダフォン・グループが記録した220億ポンドであった。 RBSの発表資料 のれん代償却前のベースでは損失は最大80億ポンドで、過去の買収企業に対する評価損として最大200億ポンドを計上する可能性があるとしている。 ダーリング英財務相の発言(19日) RBSがオランダの金融会社、ABNアムロ・ホールディングの買収行為を「破滅的」と指摘し、英財務省はRBSの政府の株式保有率を70%まで引き上げる方針を打ち出した。 PR |
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