オバマ大統領の発言（26日）
　　　ホワイトハウス
　
　選挙戦中から排ガス規制を公約に掲げており、地球温暖化を防止するため、カリフォルニア州を含む複数州に対して

　　　　自動車の温暖化ガス排出規制

の各州独自での強化を認めた。
　この政策はブッシュ前政権の環境対策を覆すものとなる。
　　　　
　これに対しゼネラル・モーターズ（ＧＭ）やフォード・モーター、クライスラーなどの自動車メーカーが加盟する

　　　　全米自動車工業会

は、基準に適応する自動車の開発には数十億ドルのコストが掛かるとしてカリフォルニア州の規制導入を阻止するため提訴した。

　オバマ大統領は、2011年までに乗用車とライトトラックに対して燃費効率の向上を求める新しい連邦規制の作成を完了させる予定だと述べた。

　この目標は米国の自動車メーカーの今後を支援するものであり、すでに苦戦している業界にこれ以上の負担を強いるのではない。　　
　未来の低燃費車は米国内で生産すべきであり、われわれはこの点を明確にする必要があると語った。　

　エネルギー政策を景気対策の一環として取り組んでおり、同政策目標には、代替エネルギーの生産能力を今後３年間で倍増させるほか、国内送電システムの見直しなどが含まれている。

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