米国民主党のバーニー・フランク下院議員（マサチューセッツ州）の発言（３日）

　　　　ナショナル・プレス・クラブでの講演後の質疑応答

（発言概要）

　米国下院金融サービス委員会の委員長に就任するフランク議員は、金融当局の任務をインフレ抑制だけに限定するいかなる試みにも反対するとの方針を示した。

　金融当局の任務を変更すべきだという議論があると指摘した上で、民主党が議会の権力を握っている限り、そうなることはないと言明した。

　低インフレを金融当局の主要な目標にすべきだと示唆した連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長やミシュキン理事など金融当局者の見解に反対する内容であった。

　米連邦準備法は、金融当局が達成すべき目標として

　　　　最大限の雇用、安定物価、穏やかな長期金利

に等しい比重を与えている。
　
　

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