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2010/07/14 06:16
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欧州連合(EU)財務相理事会は銀行のストレステストについて 最大限の透明性を確保する決意 を表明した。 当局は結果を月内に、銀行グループごとに公表するという。 欧州の規制当局は91銀行を対象にストレステストを実施している。 レンデルス財務相はEUの欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)との共同記者会見で、「われわれが最大限の透明性を望んでいることは明らかだ」と言明した。 また、レーン委員は、透明性が必要だとの見解で「全員が強く一致している」と述べた。なお、銀行はストレステストの結果、資本不足が明らかになった場合、政府の支援を求める前に 自力での資金調達を模索しなければならない との考えも示した。 政府は必要であれば、金融安定化に向けた基金である欧州金融安定化ファシリティー(EFSF)を銀行の資本再構築のために利用することができるが、恐らくは各国政府の資金で十分だろうとも述べた。 債務危機から生じ得る損失などに対し各銀行の耐久力について投資家の不安を払しょくすることが狙い。 債務危機を背景に13日には格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが ポルトガル国債の格付けを2段階引き下げ A1とした。 PR |
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