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2010/06/14 04:35
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コチャラコタ総裁(ミネアポリス連銀)の講演(11日) 基本的にわたしは楽観的で、成長見通しとインフレの影響に関しては特にそうだ。 米国の景気回復は 労働市場 銀行融資 の脆弱さにより、抑制されているとの認識を示し、米国の失業率が今年9%を下回る可能性、もしくは2011年末までに8%を下回る公算はいずれも低いとした。 一方、今後2年間にわたり経済成長率は平均で約3.5%になるとの見通しを示した。 その上で、景気回復は順調に進行していると述べた。同総裁は4-6月(第2四半期)の成長率が約3%になると見込んでいるとのこと。 また、欧州の景気低迷が米国の回復に及ぼす影響は わずかにとどまる と予想、理由として米国の輸出に占める欧州の割合が相対的に 小さい ことを挙げた。 ただ、直接取引は少ないものの間接的な影響、特にアフリカや中南米東南アジアなどとの関係から見ればユーロ安は当然ながら、同地域との関係でも旧宗主国として貿易関係の緊密さがあり、競合関係にあるため輸出攻勢が掛かれば影響を受ける。また、金利引き上げになれば米ドルとユーロが等価になることも予想され、影響は更に強まる可能性が残っている。 PR |
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