福井俊彦総裁（日本銀行）の定例会見（16日午後）

　経済・物価情勢を丹念に点検し、我々の標準シナリオ通りに推移しているかどうかを軸にして、我々の判断の精度を上げ自然に結論出れば12月でも１月でも追加利上げの時期となり予断をもっては臨んでいない。

　経済・物価情勢は、前回（10月31日会合）以降、認識は基本的に変わっていない。

　景気の現状は、緩やかに拡大していると評価することができる。また、先行は展望リポートの見通しに沿って、緩やかな拡大を続けるという判断に変わりはない。

　今後ともさまざまな指標が出ると思うが、新しい指標については、出る都度、一つ一つ丹念に分析しながら、引き続き経済・物価情勢が展望リポートに沿って推移しているかどうか確かめ続けていく必要がある。


　
　

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