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2008/11/25 20:03
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ジム・ロジャーズ会長(ロジャーズ・ホールディングス シンガポール)は米ドルが 下落するとの見通し を示した。 米国の政策担当者は自国通貨の価値を押し下げれば、自国の競争力が増すと考えているが、この方法が長期的にうまくいったことは過去に一度もない。 米国の政治家らは景気回復を目指し、米ドル高の流れを反転させようとし、米ドル安を志向しているため、基軸通貨としての役割が損なわれているという。 同氏は4月27日のブルームバーグとのインタビューで、米ドルがそろそろ上昇する可能性を指摘して以来、主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は18%上昇している。 世界的な金融危機に見舞われ、世界がリセッション(景気後退)へと向かうなか、投資家が安全資産と見なされる米国債に逃避したことから、米ドルは6月30日以来、円以外の主要16通貨に対し上昇した。 一方で、主要16通貨は今年、いずれも対円で下落しており、なかでも韓国ウォンは45%安と騰落率は最悪となっていることなどから円買いを進めていると話した。 また、ファンダメンタルズが損なわれておらず、実は改善していることを理由に、商品も買っていることを明らかにした。 PR |
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