忍者ブログ
# 上昇抑制策
2007/09/07 19:08
 タリサ総裁(タイ中央銀行)の発言(6日)

   場 所  サンフランシスコ


 為替市場介入は、ボラティリティが高まり過ぎたときに行う措置であり、通貨バーツのボラティリティ(変動性)を抑制するため為替市場に介入する考えを示した。

 特定の水準を念頭に置いてはいないが、ボラティリティに注意していると述べた。

 タイバーツは年初来で4.2%高とインド・ルピー、フィリピン・ペソに次いで3番目の上昇水準。ただ、06年は上昇率トップだったことから、タイ中銀は上昇抑制策を講じている。
 
 今年前半、バーツ高に歯止めを掛けるため、約80億ドル(約9210 億円)相当のドル買い・バーツ売りを実施しており、1年前の軍事クーデターを受けて落ち込んだ消費マインドをてこ入れするため、過去6回の政策委員会では5回利下げを実施した。

 タイ軍事政権は国内総生産(GDP)の6割を占める輸出の保護を目指している。
  

拍手[0回]

PR

CATEGORY [ 要人発言 ]TRACKBACK [ ]
pagetop
<<8月の市場の動揺 | HOME | ドイツの7月鉱工業生産>>
trackback
トラックバックURL

pagetop
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]