2010/06/06 06:09
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ガイトナー財務長官の発言 トリシェ総裁(ECB)とは別の記者会見 世界経済が 日本と欧州の黒字国による内需拡大 を必要としていると訴えた。 さらに、財政危機を食い止める計画の実行を 欧州の最優先課題 とすべきだとした上で、欧州各国の議会が数日中に批准を終え、欧州の救済プログラムが実際に導入されるのを人々は見たいと望んでいると付け加えた。 ガイトナー財務長官(米国)は欧州に弱い内需を拡大するよう強く迫った。 G20に送ったメッセージは、中国やドイツを含む 貿易黒字国 に対して、内需拡大で世界的な景気回復を支えるよう求める内容であった。 その主張はトリシェ総裁(ECB)の発言とは対照的な内容であり、G20の声明に関する解釈の一致があるとは言えないものであった。 G20で経済回復という目的は同じだが手法と言う点での合意が形成されていないことは、加盟国の経済状況が異なっており、ゼロサム経済であればなおさらといったことだろう。 PR |
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