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# 時間をかけて流動性を吸収していく(ECB)
2010/03/11 19:27
 メルシュ総裁(ルクセンブルク中銀)の発言
  欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー

 ルクセンブルク中銀の報告書でユーロ圏の景気回復が起伏のあるものになりそうだとの認識を示し、景気持ち直しは引き続き不安定となる公算が大きいが
    ユーロ圏の景気回復プロセスが始まった
ことを統計が示唆していると指摘した。
 また、政策金利は
    適正
とのECBのトリシェ総裁による見方にあらためて触れた。
 今後、ECB政策委員会は
   非伝統的な措置
を徐々に解除し続け、中・長期的に物価安定に対し残っているリスクに効果的に対処するため、時間をかけて流動性を吸収していくと説明した。

 ギリシャの財政危機について、欧州連合(EU)が表明している条件付きの支援とギリシャ政府が発表した措置が
   市場の懸念を落ち着かせること
に成功するはずだとしている。

 なお、ユーロ圏の一部の国での財政状況がユーロの対ドルでの下落の一因であることは明らかだとも指摘した。
 
    

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