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# バフェット会長が大手金融機関に課金するオバマ米政権の提案に反対を表明
2010/01/21 06:27
 ウォーレン・バフェット会長の発言(20日)
   バークシャー・ハサウェイ(米国の投資・保険会社)

   要  件  米経済専門局CNBC
   
 バークシャーのバフェット会長は

    ゴールドマン・サックス・グループ関連記事
    ウェルズ・ファーゴ(関連記事)

の筆頭株主であるが、両社など大手金融機関が既に公的資金を返済したと指摘、大手金融機関に課金するオバマ米政権の提案に反対を表明した。

 2008年秋に政府がしたのはアメリカ経済を救うことであり、これらの銀行を救うことではなかったものである。
 この案はまったく意味をなさないように私には思えると語った。

 オバマ政権では先週、最大50行の大手金融機関に課金し、政府救済による

    最大1170億ドル(約10兆7000億円)

の損失穴埋めを目指す計画を提案した

 バンク・オブ・アメリカ(BOA)、JPモルガン・チェースやシティグループなど、政府救済を受けた資産500億ドル以上の大手金融機関が課金の対象となるもので景気回復期待から株価が上昇している流れの中、冷や水を浴びるこの計画に対しては対象金融機関の大株主としては反対するのは当然のことだが、投資時期の政策決定で政府資金が投入されなかった場合にはバフェット氏の投資資金は紙屑になったかも知れず、株主の投資スタンスとしては微妙なものを感じる。
  

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