2010/03/23 19:57
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南ドイツ新聞が23日、複数の仏政府関係者の話を引用して、メルケル首相(ドイツ)とサルコジ大統領(フランス)は、ギリシャへの金融支援では 国際通貨基金(IMF) が中心的役割を演じるべきだとの認識で合意したと報じた。 同報道によると、両首脳の合意では欧州連合(EU)加盟国による 自主的な支援 は、IMFの資金援助に追加する形で実施されるとのこと。 ただ、今週のEU首脳会議でギリシャ救済に関する公式決定はないとし、その理由として ギリシャは単独でIMFに支援を申請すること ができるためとしている。 なお、メルケル首相がIMFの役割拡大に傾いたのは、EU救済に対する法的懸念が理由とされる。 また、フランスはIMFによる融資という選択肢を もはや排除していない という。 EUという組織には債務国問題に取り組むための手続きがないため、欧州はすでにこうした支援を提供できる機関に依存するべきだとしている。 PR |
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