カナダ4月国内総生産（GDP）は

　　　前月比-0.1％

と市場予想通りの結果となった。

　ＧＤＰは前月の同-0.3％から下げ幅を狭めつつ、9ヵ月連続で前月比マイナスへ沈んだ。

　なお、前年比ベースでは3.0％の下落に落ち込んでいる。

　4月は足もとマイナス基調だった反動から、財生産業が

　　　前月比-0.5％（前月　同 -1.1％）

に下落幅を半減させた。

　商品市況の回復傾向が見られたことから鉱業・採石が同-0.7％と前月の同-2.6％から大幅に巻き戻した。
　また、建設も同-0.1％と前月の同-0.4％から改善を示している。

　ただ、製造業は不振に喘ぐ米国の自動車産業の影響が強く出てることから、同-1.0％と前月の同-1.1％に続き軟調だった。　
　　　　

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