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2011/11/11 05:21
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米国の労働省が10日発表した10月の輸入物価指数は 前月比-0.6% に低下した。 エコノミストの事前予想では前月比横ばい。 なお、前月は変わらず(速報値0.3%上昇)に下方修正された。 燃料を除いた輸入物価指数も前月比0.2%低下で、前月の0.2%上昇からマイナスに転じた。 数値がマイナスとなるのは昨年7月以来1年3カ月ぶりという。 10月の輸入物価指数は前年同月比で11%上昇と、9月の12.9%上昇から伸びが鈍化した。 これは向こう数カ月間にインフレが鈍化することを示唆しており、物価安定というFOMCの目標と一致する動きになった。 項目別に見ると、輸入石油の価格は前月比で1%低下した。 なお、前年比では36%の上昇という。 また、未加工金属は前月比4.1%低下した。 食品は前月比1%低下と、6月以来の大幅なマイナスとなった。 一方、自動車・部品の輸入物価は前月比0.1%の上昇で、前年比では3.6%上昇した。 自動車を除く消費財は0.7%上昇と、1992年10月以来の大幅な伸び、前年比では3.6%上昇であった。 中国からの輸入品の価格は人民元の上昇の影響を受けて前月比0.4%上昇した。 なお、前年比では3.9%上昇と、2008年10月以来の大幅な伸びを示した。 PR |
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