忍者ブログ
# ボリビア鉱山で暴動
2006/10/08 18:00
 南米ボリビア都市ラパスの南290キロにあるスズ採掘を行なっている世界最大規模のワヌニ鉱山で労働者団体同士が衝突し、6日までに少なくとも16人が死亡、60人以上が負傷した。

 鉱山労働者や農民など貧困層の支持を受けて、先住民として初めて同国の大統領となった左派のモラレス氏は介入に及び腰だったが、6日にようやく警官隊700人の派遣を決めたうえ、鉱業相と国営公社総裁を解任した。

 同鉱山はボリビアの産出量の半分以上にあたる年1万トンほどのスズを産出しており商品市況への影響は長引くようであれば大きくなるだろう。

 この鉱山の政府管理地域で国営公社の労働者1200人と、自主労組の4000人が働いており、自主労組側がより多くの場所の採掘を求めたところ、拒否されたのが発端だという。

 両者は採掘に使うダイナマイトなどを使って攻撃しあっており、自主労組側は「政府の無能が問題の原因だ」と批判している。
 
 

拍手[0回]

PR

CATEGORY [ 気になるはなし ]TRACKBACK [ ]
pagetop
<<さかな | HOME | 大統領支持率最低に落ち込む>>
trackback
トラックバックURL

pagetop
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]