ロスチャイルド家のマイアー・アムシェル・ロートシルトおよび息子のネイサン・メイアー・ロスチャイルドにより1811年に設立されたロンドンの名門投資銀行
　　　ロスチャイルド
は、最高幹部に
　　　アレクサンドル・ド・ロスチャイルド氏
を指名した。
　
　初めてロスチャイルドの姓を持たない生え抜きのロスチャイルドの社員
　　　ナイジェル・ヒギンス氏
が2010年3月にNMロスチャイルド＆サンズのCEOに任命されでから、長く温めてきた
　　　後継計画
を実行に移したことになる。
　
　金融帝国ロスチャイルドの実権が７代目に移った。


　17日の発表文によると、５月17日の株主会合で父デービッド氏（75）が監査役会長に就任する。
　
　アレクサンドル氏（37）はグループの主要持ち株会社である
　　　ロスチャイルド・アンド・コー・ジェスチョン
の執行役会長に指名される見通し。

　アレクサンドル氏は他の金融機関に勤めた後、10年前にロスチャイルドに参加、ヒギンス氏とともに商業銀行部門に注力していた。
　

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