カナダ11月小売売上高は327億加ドルで

　　　　前月比＋0.2％（市場予測値　同＋0.8％）

だった。

　なお、前月は同▲0.7％から同▲0.8％に下方修正されている。
　
　ガソリンが3ヵ月ぶりの前月比プラスを回復し同＋4.5％となり、売上高をけん引した。

　ガソリンを除くと同▲0.6％と前月比マイナスに落ち込んでいる。
　自動車も同＋1.0％、家具製品も10月分が前月比マイナスだった反動で同＋1.4％と堅調だった。薬品・介護用品も同＋0.6％小高くなった。　

　アパレルが同▲2.7％と3ヵ月連続の上昇を示した後、前月比マイナスに反転した。
　総合小売・百貨店は同▲1.5％と2ヵ月連続で低下した。
　これは平年を上回る温暖な気候を受け、コートなど高額商品の販売が低調となり揃って低下したようだ。
　またアルコールも3ヵ月連続で上昇した後、同▲1.4％と前月比マイナスに転じ小売を押し下げた。
　スーパーマーケットも同▲0.2％と軟調だった。
　
　

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