ヤマハ発動機は2日、公募などで総額761億円を目標とした増資を実施すると発表した。
調達した資金は、新興国向けの低価格二輪車や次世代環境対応エンジンなどの研究開発に充てるとしている。
同社は財務基盤を強化する狙いもあるようで、2009年12月期連結決算では2161億円の最終損失を計上しており自己資本比率が急落していた。 公募増資は5500万株で、需要状況に応じて825万株を追加で売り出す。
新規に発行する株数は、追加分を含めて発行済み株式(3月末現在)の22%に相当するという。
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