Ｉｆｏ経済研究所（ドイツ）がまとめた11月の独企業景況感指数は国内支出の増加が景気見通しを支えたことで市場予想に反して上昇し、20年前の東西ドイツ再統一後の最高を記録した。
　11月の独Ｉｆｏ企業景況感指数は
　　　　109.3（前月　107.7）
　　　　　　　　　（改定前＝107.6）
に上昇した。
　事前の市場予想では107.5への低下が見込まれていた。 　　
　
　ドイツ輸出に対する世界とユーロ圏からの需要が減少しているものの、家計支出が独経済の底固めに寄与している。
　
　独連邦統計庁が23日発表した国内総生産（ＧＤＰ）改定値統計によると、７－９月期は
　　　　前期比＋0.7％
と増加したものの、４－６月（第２四半期）の2.3％増から伸びが鈍化している。
　なお、個人消費が景気拡大への原動力の一因となっている。 　　　

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