2014/03/26 19:14
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中国向けトウモロコシ輸出の拡大を目指す大手穀物取引会社 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM ) ブンゲ の前に米国の農家が新たな障害として立ちはだかっている。 スイスの種子メーカー シンジェンタ が開発した遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの輸入を中国が拒否し始めてから半年が経過した。 ブンゲはこの品種を入荷しない方針を示した。 また、ADMはこの品種を検査する予定で入荷を拒否する可能性もあるとしている。 米国の農家は輸出向けよりも国内市場向けに高水準のイールド(単収)への関心の方が高く、間もなくGMトウモロコシの作付けを開始する見通しだ。 世界人口の増加に伴って需要が増え続ける中、食品の安全性と生物多様性にGM作物が及ぼす可能性のある影響への懸念から、中国などの国々による新品種の承認は米国ほど進んでいない。 中国が一部のGMトウモロコシの輸入を抑制したことは数百万トンの輸入に影響が及ぶ恐れがある。 そうなれば国際的取引会社の利益の減少につながる可能性があるという。 PR |
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