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# 9月の対米証券投資統計
2008/11/19 06:45
 財務省(米国)の発表(18日)

 9月の対米証券投資統計によると、外国の政府と投資家の中長期金融資産取引額は外国人からみて

    662億ドルの買い越し
     (前月 210億ドルの買い越し、予想 272億ドルの買い越し)

となった。
 米国債の保有額では中国が日本を抜いて首位となった。


 財務省短期証券(TB)や株式スワップなど短期金融資産を含む金融資産の合計は

   1434億ドル(前月 214億ドル)の買い越し

だった。
 中国の投資家の米国債保有額は5850億ドル(+436億ドル)一方、日本は5732億ドル(-128億ドル)となり、首位と2位の地位が入れ替わった。

 米住宅金融大手ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)など機関債は62億ドルの買い越しに転じた。

 米国株は115億ドルの買い越し(前月 9億8200万ドルの売り越し)となった。
 外国人投資家による米社債の売越額は76億ドル(前月は131億ドルの売り越し)に減少した。

 米中長期国債は207億ドルの買い越し(前月は347億ドルの買い越し)となった。そのうち、外国政府機関による買越額は49億ドル(前月は48億ドル)となった。

 中東など国際投資家の資金の経由地となる英国の投資家の米国債保有額は 3384億ドル(+303億ドル)となった。

 9月の米貿易赤字は565億ドル(前月比-4.4%)と、ほぼ1年ぶりの低水準となった。
     

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