2012/07/12 05:05
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米国商務省が発表した5月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は 前月比-3.8% に縮小し、487億ドルとなった。 事前のエコノミスト予想である486億ドルとほぼ一致した。 なお、前月の貿易赤字は506億ドルだった。 全体の輸入額は0.7%減少して2318億ドルと、2月以来の低水準まで減少している。 コンピューターや通信機器といった資本財の輸入は14億2000万ドル増加した。 また、原油輸入は28億2000万ドル減少した。 衣料品や携帯電話といった消費財も3億7500万ドル減少した。 石油を除いたベースでの貿易赤字は238億ドルと、前月の225億ドルから赤字が13億ドル拡大した。 全体の輸出額は食品や資本財の伸びが寄与し0.2%増の1831億ドルだった。 国内総生産(GDP)算出に使用されるインフレの影響を控除した実質財収支は 480億ドルの赤字 (前月 487億ドル) に縮小した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと 米国内で開発が進んでいる原油と天然ガスの在庫過剰が出ており、輸出先を求め高値で日本の電力会社との契約を締結した現状を考えれば円安にシフトする手足を縛ってしまった形だ。 こうした動きははす込みが先導的に報道した原発問題を契機としているのは明らかであり煮え切らない政権の愚図った対応が今後も尾をひくことだろう。 単純に白黒とを明確にするのは表面に出た結果だけであり、そこに行き着くまでの謀略的な戦術は多岐にわたっていることを忘れてはいけない。 旧日本軍が戦略と戦術の誤りで、それまでに戦略的勝利により確保した海外領土を無能な参謀本部の戦略の失敗で無条件で放棄したということを忘れるべきでない。 PR |
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