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2008/12/22 19:31
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財務省が22日発表した11月の貿易統計速報(通関ベース)によると、貿易収支は 2234億円の赤字 となり2カ月連続の貿易収支の赤字は28年ぶりのこととなった。 金融危機を背景とした世界的な景気後退を受け、欧米向けに加え、アジア向け輸出も減少幅が拡大したことから11月の日本の貿易収支は2カ月連続で赤字となった。 11月としては全体の輸出額は過去最大の落ち込みとなり1982年以来26年ぶりの赤字を記録した。 一方、夏以降の原油価格の急落や内需低迷を受け、輸入は14カ月ぶりに減少に転じた。 輸出は、米国向けが引き続き販売不振の自動車などを中心に15カ月連続で減少し、 同26.7%減の5兆3266億円、輸入額は同14.4%減の5兆5500億円となった。 欧州連合(EU)向けは4カ月連続の減少となったほか、アジア向けも2カ月連続のマイナスとなった。 9月半ばの米大手証券破たん以降の金融危機に伴う先進国経済の急減速がアジアなど新興国にも波及し、円高とともに、輸出型製造業を直撃している。 対ロシア、中東向け輸出も減少に転じ、外需主導の日本経済は10月以降、生産の落ち込みとともに、急速に下降している。 PR |
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