2014/03/28 22:26
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英国では2013年10-12月(第4四半期)に家計の可処分所得 が減少した。 また、所得に占める貯蓄の割合も低下した。 政府当局が英経済の弱点と指摘している部分が浮き彫りになった。 英政府統計局(ONS)が28日発表した第4四半期の国内総生産(GDP)統計によると、インフレ調整後の可処分所得は 前期比-0.1% に減少した。 貯蓄率 は5%と、前期の5.6%を下回った。 GDP確定値(季節調整済み)は 前期比+0.7% の増加と、改定値から変わらず。 経常赤字 は224億ポンド(約3兆8060億円)と、これまでの最大だった前四半期の228億ポンドから縮小した。 貯蓄を減らして支出を増やす家計の行動が英景気回復の原動力となってきたという。 予算責任局(OBR)は先週 家計の財務の弱さ から消費の伸びが今後鈍化するとともに、向こう数年は輸出からのGDPへの寄与はほとんどないとの見通しを示した。 13年通年のGDP は前年比+1.7%と、改定値の1.8%増から下方修正された。 しかし、10年以来の高成長となっっており増加分のほとんどは家計消費の伸びによるものだったという。 PR |
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