2012/11/28 05:02
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世界貿易機関(WTO)で中国の副代表を務める 朱洪氏 は26日のジュネーブでの会合で 中国や他の多くの国 は、米国の量的緩和(QE)政策が 新興市場通貨 のボラティリティを高めているとの認識を示した。 米国のQEが新興市場国を中心に長期にわたるマイナスの影響を与える 無責任な近隣窮乏化政策 だと批判してきたと述べた。 朱氏は、通貨のボラティリティは自国通貨が 主要な国際決済通貨 である一部の国が量的緩和政策を追求している結果だと指摘した。 国際的な準備通貨を発行する 国・地域の責任感 を高め、協調を促進することがこの問題を解決する正しい道だと主張した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ ひとこと 印刷機で紙幣を刷って市場に大量に流し込む米国の政策は紙切れで商品を購入していくことだ。 貨幣価値を下げる意図があるのは明らかだろう。 ただ、紙切れを貰って溜め込む中国としては愚痴になる。 日本も円紙幣を買いたい欧米が価格を経済力以上に引き上げたことで日本企業の円通貨による価格競争力を削がれてしまっている。 これを打開する策としては海外に施設を移動させ、価値の温存を図る方法が現在取られているが、日銀や政府は為替介入が弱すぎ円紙幣の持ち球が少ない状態であれば、市場に日銀が円紙幣を刷って投入するしかない。 それ以外の方法は、国内に溜め込んだ預貯金を邦銀が保有する外貨や外債で構成されたファンドを交換して円資金や新たに国債を発行したものを海外投資家向けに現在の為替レートで売り込んだり交換して市場に円紙幣を大量に流し込むようにすれば、冷やし玉となり、円上昇の動きをけん制することが出来るだろう。 PR |
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