日本銀行の議事録要旨（23日午後）

　昨年12月18、19日の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。

　複数の委員は
　金利調整を急ぐ必要はないが、経済・物価情勢の見通しがより確かなものとなれば、１月会合以降の適切なタイミングで、異例の超低金利からの調整を進めることが適当である
と述べた。

　別の一人の委員も
　次回会合における展望リポートの中間評価で、経済・物価情勢が展望リポートで示した見通しに沿って展開していくがい然性が高いと自信を持って判断できるのであれば、政策変更を行うべき
と発言した。

　別の複数の委員は
　政策金利の調整を進めていく際は、経済・物価見通しを巡る不透明感がある程度晴れるまで、さまざまな材料を丹念に点検し、タイミングを適切に見極めていく必要がある
と指摘した。

　　

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