国連安全保障理事会の決議（６日）

　国連安全保障理事会が開催され、北朝鮮の核実験問題についての声明を全会一致で採択し、同国に核兵器の実験を実施しないよう強く求めるとともに、６カ国協議への復帰を要請した。


　安保理の声明概要

　今回の声明は日本が作成したもので、核実験の脅威について「深刻な懸念」を表明し、「国際平和と安全を脅かすものだ」と記述している。

　核実験を実施することは、国際社会の強い批判を招く行為であることを強調している。
　ただ、声明には北朝鮮に対する具体的な措置などは盛り込まれていない。

　核実験が実施された場合には

　　　　　　国連憲章が定めた責務にそって行動する

と記述されている。

　中国とロシアは、安保理が北朝鮮に圧力を加えることに抵抗を示していたが、米国が対北朝鮮措置として提案していた武器禁輸と経済的罰則を取り下げたことを受けて、合意に応じた。
　
　
　

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