2012/10/28 06:24
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中国の毛沢東思想にかぶれた左派(保守派)グループは 全国人民代表大会 常務委員会 (全人代、国会に相当) に宛てた 重慶市の元トップ で失脚し刑事訴追を受けている 薄 熙来 氏 を公職から追放しないように求める書簡を極左系中国語ウェブサイト 紅色中国 に掲載して公開した。(記事) 薄氏の失脚により 毛沢東時代への郷愁 を抱く左派支持者と 政治・経済改革 の推進を支持する改革派との間の根深い党内対立が顕在化し、両派の抗争から対日デモが激化した可能性が高い。 公開された書簡では薄氏の追放は法的に問題があり 政治的な思惑 に彩られていると指摘している。 ・ 中国がひた隠す毛沢東の真実 ただ、薄氏は既に、権力乱用や収賄などの行為を行ったとして 中国共産党の党籍 をはく奪されている。 なお、中国協賛党は薄氏に対する処分理由を公開の場で議論することを拒否しており、処分理由への疑念が増していると指摘している。 ・ チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男 全人代とそのメンバーは監視と立法のために存在するのであり 個人的な理由 による政治的な個人攻撃を そのまま追認 するために存在しているのではないと述べている。 ただ、「紅色中国」は、ネット検閲を回避する方法を知らない多くの中国人にとっては閲覧不能となっているという。 ・ 人われを漢奸と呼ぶ―汪兆銘伝 なお、全人代常務委員会は23日から4日間開催され、薄熙来氏を全人代から26日に追放処分としている。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと 権力闘争の犠牲者と見る向きもあるが、もともと、権力者として違法なことを行なったとしても力で押さえつけ表に出ないような仕組みが独裁国家には存在している。 ・ 心も体も温まる スペインのスープと煮込みレシピ 自由な言論など存在せず、独裁国家では全ての権力者の行為は国家機密であり、如何に法に反した行為であっても、情報を流せば国家反逆罪に問われ闇に葬られるという仕組みだ。 字面はいかにも国民のためを称していても、本質は全く異なるということが社会主義や共産主義には隠れており、システム的な矛盾があり自由が抑圧される組織でしかない。 ・ フラガ神父の料理帳―スペイン家庭の味 宗教国家も本質は同じで理念とは異なった部分が存在し、組織を守るという一点が法律を超越したものとして独裁者や組織幹部等への優遇措置などを存在させてしまうものになる。 ・ 馬賊で見る「満洲」―張作霖のあゆんだ道 満洲の広野から覇権を夢みた男の波乱の生涯清末の混乱の中から馬賊が台頭し、軍閥へと伸長する軌跡を、張作霖の生涯を中心に描く。 |
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