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# ロシアがウクライナに侵攻する場合、平和維持活動を装うだろう。
2014/08/07 05:20
ポーランドのシコルスキ外相は5日、ロシアがウクライナに侵攻する場合、平和維持活動を装うだろうと述べていた。
 
 
 ロシアは6日、ウクライナ東部への人道支援を呼び掛けている。
 
 
 ロシア外務省はウェブサイトで、ウクライナ東部地区が「大惨事」の瀬戸際にあると訴えた。


 これに対しウクライナは、ロシアが紛争終結に協力しないことを批判した。
 
  

 
 国家安全保障・国防会議の報道官
   アンドリー・リシェンコ氏
はロシアによる人道支援の提案は「愚弄(ぐろう)」だと6日の記者会見で述べた。

 
 ウクライナ政府はロシア軍が国境付近に4万5000人の部隊を展開、戦車160台、戦闘機192機などを配備しているとみている。

 

 ウクライナ大統領府の
   ズブコ第1副首席補佐官
は記者団に対し、ロシアが平和維持部隊を送り込めば「直接の侵攻」と見なすと言明した。

 
  
 
   
 
ひとこと
 
 国家の権益を侵害するものへの対抗措置はいろいろあるだろう。
 ウクライナ、ロシア、ポーランド各国において利害の対立は当然のことだ。
 
 地域的な不安定化の要因はそもそもはウクライナの政治体制の対立が原因であり、欧米の思惑が民間軍事組織や人道的援助等の資金で西側寄りの勢力を高め、デモ等を繰り返し起こして前政権を追放したことがきっかけだ。
 
 ウクライナ経済がロシアに頼りきっている状況を見れば、資金的なてこ入れを大きく入れればEUに近づくだろう。
 
 ただ、ウクライナの産業競争力はEU企業と比較すればほとんどない。
 経済発展の淡い期待を打ち砕きかねない。
 
 ウクライナの思惑の到達には理想と現実のギャップを埋める資金を引き出せるかどうかにある。
 
 
 また、欧州の各国の国民が税金で負担してまでウクライナを支援し続けるかも疑問がある。
 
 
 
   
 
 
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