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2010/02/13 05:57
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ロイヤル・ダッチ・シェル (Royal Dutch Shell) オランダのハーグに本拠を置くオランダとイギリスの企業で世界第2位の石油エネルギー会社 第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社の内の一社 1833 年にユダヤ人のマーカス・サミュエル(Marcus Samuel, 1st Viscount Bearsted、 後の初代バーステッド子爵)が、横浜の居留地で貝殻細工の製造販売で財をなした。 ロンドンに開店した小さな骨董品店で日本で集めた貝殻や骨董等を販売。カスピ海から輸入した貝殻も人気となり、利益も大きかったため、次第に事業を拡大して輸出入業へ乗り出していった。 後を継いだ息子が、石油事業に進出、ボルネオ島の油田開発に成功し事業が拡大1897年にシェル・トランスポート&トレーディング・カンパニーを設立した。 社名は、貝殻を販売していたことと、出資者の家紋がヨーロッパホタテ(Pecten maximus、ホタテガイに近縁なホタテガイ属の1種)であったことにちなんでいるという。 なお、トレードマークは当初ムール貝であったが、1904年に現在のマークの原型となるホタテ貝に変更した。 アメリカのロックフェラー系のスタンダード・オイル(現 エクソンモービル)との権益の拡大等による競争が熾烈になったため、シェルとロイヤル・ダッチは石油の利権を確保するため1907 年に業務提携して「ロイヤル・ダッチ/シェルグループ」を形成した。 PR |
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