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2010/02/14 05:50
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リンツ・アンド・シュプルングリー lindt & sprungli 菓子職人ダーフィート・シュプルングリーとその息子ルドルフが1845年に、チューリッヒのオールドタウン、マルクトグラッセに菓子店を開店したことに始まります。 チョコはもともとココアとして飲むものでしたが1840年代に固形チョコが流行るようになり、シュプルングリー親子は当時人気だったイタリアのレシピを使って、チョコレートを作ったところ、チューリッヒの上流階級で評判となり、2年後には工場を持つまでに成長しました。 また、当時チョコレート職人として著名なロドルフ・リンツは1879年、 コンチェという精練装置 を発明しました。 口どけがなめらかなチョコレートを生産することが出来るようになり世界を圧し、チョコレートならスイスという名声を確立しました。 シュプルングリーは1899年にリンツから工場を買収し現社名となりました。 20世紀初頭の20年はスイスチョコレート産業の開花期であり、輸出においてもめざましい発展をとげました。 リンツ&シュプルングリーでは、1915年に生産量の75%を世界20か国に輸出していました。 しかし、金融恐慌などが起きた1920年から1945年にかけては、世界的な保護貿易政策のあおりと不況の波を受けて赤字を生み、輸出が振るわなくなり販売量が激減し、国内で市場を開拓することになります。 また、第二次世界大戦では砂糖とカカオの厳しい輸入規制にあり、売り上げは伸びませんでした。ただ、戦後、国内外で市場は飛躍的にひろがります。 戦後は事業が再び拡大し1947年イタリア、1950年ドイツ、1954年フランスとライセンス契約を結びます。 国内の営業も順調で、買収を繰り返し事業をひろげ、1972年には、独自に開発した製法を使った製品を生み出します。 この新製法により、安定した品質が確保できコンチェに比べて格段に効率をあげることとなりました。 PR |
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