国際通貨基金（ＩＭＦ）のハノイ在勤ＩＭＦ代表である
　　　サンジェイ・カルラ氏
は、銀行から不良債権を引き受ける以上の措置を求める勧告を行っており、国内銀行への資本注入に取り組むことはベトナムのが金融システム全体の利益になると指摘した。
　
　こうした問題が長引くのは望ましくないこともあり、ある程度の資金注入は必要であると続けた
　
　同氏は16日のメディアからのインタビューで、ＩＭＦは勧告した銀行の資本増強に関するベトナム当局の決定について何の通知も受けていないと語っていた。
　　
　
　
ひとこと
　自由経済への移行期に当たり、ドイモイ政策も世界経済の停滞の影響を受けて経済の発展は足踏み状態だ。
　　
　ただ、地理的関係や過去の中国との紛争からいえば、日本にとって経済的にも防衛戦略からもベトナムは最重要国家だろう。
　
　戦国時代末期に多くの日本人が移住し、その後の鎖国でベトナム人として同化してしまったことを考えれば日本にとっては親しみやすい国家のひとつだ。
　
　
　
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