ブルームバーグ合資会社
　　　（Bloomberg L.P.）
　ソロモン・ブラザーズの元幹部で、ニューヨーク市長であった
　　　　マイケル・ブルームバーグ
が1980年代に設立した
　　　　　経済・金融情報の配信、通信社・放送事業
を手がけるアメリカ合衆国の総合情報サービス会社
　本　社　ニューヨーク
　
　当初は債券取引の情報を専用端末に配信するサービスを提供していたが、その後、通信社をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディア事業を展開した。
　
　マイケル・ブルームバーグが、ソロモン・ブラザースを解雇された際に渡された退職金を元手に、メリルリンチ向けに債券の取引情報サービスを手がけたのが、会社の原点といわれる。
　そのため、ブルームバーグの株主にはブルームバーグのほかにメリルリンチが並んでいた。
　
　当時、マーケットのデータ提供サービスは、ロイターとダウ・ジョーンズに牛耳られていたが両社のサービスにブルームバーグ自身、トレーダーをしていた頃に不満を持っていたので、これを改良するサービスを提供したところ大ヒットし、急成長を遂げた。

　会社の知名度上昇を狙い、ウォールストリート・ジャーナルで債券担当の記者だった
　　　　マット・ウィンクラー
をスカウトし、報道部門の責任者に据え報道部門に参入した。

　また、2009年12月にはマグロウヒル社から雑誌ビジネスウィークを買収している。
　
　　　

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