フェストアルピーネ（ヴォーストアルピナ）
　 (Voestalpine AG)
　フェストアルピーネとも呼ばれるオーストリアの鉄鋼メーカーでリンツに本社拠点等を設けている。
　The Alpine Mongangesellschaft (アルパイン鉱業協会) として1881年7月19日に鉄鋼供給会社として設立され、資産の統配合や売却などを経た後、1922年にはフィアットにより56%が所有していた。ヒューゴシュティンネスにより近代化が図られ、ナチス党のヘルマンゲーリング元帥等の梃入れにより近代化した設備となり規模が拡大したものの連合国の爆撃等により工場は大部分が灰燼に帰した。
　戦後、連合国の支配下に入ったのち原料を輸入するため高炉の切り売りを行った等苦しい時期を経験した後、事業を拡大した。
　平鋼・長鋼製品を自動車、家電、鉄道用機器、石油・天然ガスの各業界に供給している。
　
　

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