身売りを検討しているスイスの歯科インプラントメーカー
　　　ノーベル・バイオケア ・ホールディング
に、ＥＱＴパートナーズやダナハーなど複数が関心を示したと事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で明らかにした。

　
　この交渉が非公開だとして匿名を条件に語ったもの。
　
　

　ノーベル・バイオケアはまず、スウェーデンの企業買収会社ＥＱＴから１株当たり約17スイス・フランの買収案で打診を受けた。
　
　ノーベルの企業価値は約21億フラン（約2370億円）になる。
　
　
　この打診を受けてノーベル・バイオケアはアドバイザーのゴールドマン・サックス ・グループとの協議で、より高い提示額を求めて他の買収案を募ったという。

　
　
　同業の米国企業デンツプライ ・インターナショナルや企業買収会社もノーベル・バイオケアへの買収案提示を検討すると見込まれる。
　
　
　ノーベル・バイオケアを買収した場合、買い手によっては本拠をスイスに移すことでより低い税率の恩恵を受ける
　　　「タックス・インバージョン（課税逆転）」
が可能になるという。
　
　
　
　
　

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