独連邦統計庁が28日発表した
6月の消費者物価指数 (CPI)速報値
は、欧州連合(EU)基準で
前年同月比+1.9%
の上昇と、伸び率は5月の1.6%を上回った。
事前のエコノミスト予想では1.8%上昇だった。
6月の指数は前月比+0.1%に上昇した。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今年のインフレ率を平均1.6%、2014年は1.5%と予想している。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の14日発表によると、5月のユーロ圏インフレ率は1.4%(前月 1.2%)に加速した。
6月の数値は7月 2日に公表される。
欧州中央銀行(ECB)は今月、域内のインフレ率見通しを今年1.4%(従来 1.6%)と予想を下方修正した。
14年については 1.3%との予測を据え置いた。
ひとこと
市場への資金供給を行うことで経済回復を図る動きが出ており、インフレ率も当然上昇が予想される。
ただ、インフレ率が欧州全体の予想とはやや乖離しており、周辺国の経済回復の遅れが影響しているのだろう。国の政治経済体制は慣習等や産業構造、競争力等いろいろな要因が背景として個性があり、統一基準で物事を進めるにしても話し合いの中での解決が必要だ。
高圧的に支援と引き換えにして、政策等をへし曲げた結果、周辺国の社会不安が失業率の上昇とともに高まっている事実も考えるべきだろう。
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