2024/11/06 19:34
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5日投開票の米大統領選は、共和党候補のトランプ前大統領が、選挙結果を左右する 激戦州で勝利 が見込まれ、ホワイトハウス返り咲きに近づいている。 議会選では共和党が上院で多数派となる見通し。 市場はトランプ氏勝利の可能性を予想した動きとなっている。 ただ、大半の報道機関ではまだ、トランプ氏を当選としていない。 これまでのシナリオ通りの勝利宣言とも言えるが、トランプ氏はペンシルベニア州で当確となり、民主党が優勢とされる同州など「ブルーウォール」を突き崩し、同党候補のハリス副大統領は勝利の望みをほぼ絶たれた。 また、ノースカロライナ、ジョージア両州は既にトランプ氏が勝利となっている。 トランプ氏は6日、フロリダ州ウェストパームビーチで開催された 選挙観戦パーティー で支持者を前に演説し、「わが国がかつて経験したことのない政治的勝利」だと語った。 さらに、「この4年間の分断を過去のものとし、団結する時だ」とも話した。 なお、下院は民主・共和いずれの党が多数派になるか予断を許さない状況にある。 金融市場はトランプ氏が優勢となっていることを反映した展開となっている。 S&P500種株価指数先物は一時1.2%上昇した。 米10年債利回りは19ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.47%と、4カ月ぶりの高水準を付けた。 また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは過去最高値を更新した。 ブルームバーグ・ドル・スポット指数が一時1.7%上昇した。 一方、メキシコ・ペソは3%強下落した。 円とユーロは少なくとも1.5%下げた。 市場ではいわゆる「トランプトレード」の動きで、6日の日本市場では円相場と債券先物が大幅安となり、株式は日経平均株価の上げ幅が一時1100円を超えた。 PR |
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