欧州中央銀行（ＥＣＢ）の政策委員会メンバー、キプロス中銀の
　　　デメトリアデス総裁
は30日、ニコシアで記者団にキプロス支援の覚書に合意した。
　なお、残る問題は支援の正確な額となるが、これはユーログループで話し合われる述べた。
　会見では、基本合意に至った点を強調した。
　
　ギリシャの債務再編で
　　　計40億ユーロ（約4290億円）
余りを失ったキプロスの銀行の資本増強に必要な額はまだ正確に分からない。
　
　デメトリアデス総裁は資本増強に必要な額をトロイカが100億ユーロと試算していると語った。 　
　
　キプロスは６月に金融支援を要請。2010年のギリシャ救済以来、ユーロ圏で４番目の救済対象国となった。

　トロイカはＥＣＢと欧州委員会、国際通貨基金（ＩＭＦ）の３者の総称。
　　
　
　
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ひとこと
　軍事バランスの関係でもギリシャやキプロスの地政学的な位置は重要であり、欧州が排除するわけには行かない。 
　
　　
　

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