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# アクセンチュア
2010/10/05 08:44
アクセンチュア
    (Accenture
 アイルランドに登記上の本拠を置く総合コンサルティング会社
 アクセンチュアは、世界最大級の経営コンサルティングファーム
 IT/システム系設計・開発・運用だけでなく戦略部門を持っていることが特徴でありIBMやHP等と並び世界を代表するITサービス企業
 世界的なシステムインテグレーション企業向けのアウトソーシングにも注力している。

 従業員数は世界で約20万人でシカゴとクアラルンプールにEducation Centreを置き、社員研修を世界合同で行っている。

 業界グループは、官庁、製造業、通信ハイテク業、資源エネルギー業、金融業で、サービスラインは戦略、TOP、SCM、CRM、FPM 等多々ある。
 社員はプロジェクト制で主に、国内・海外のクライアント企業に駐在して仕事に従事しているため、管理部門以外は個人の机を社内に持たないという。

 企業のコンセプトは、”High performance. Delivered.”である。

 アクセンチュアは、米国のトップ監査法人だった
    アーサー・アンダーセン(AA)
に由来を持つ。
 1989年に分社化されてアンダーセン・コンサルティングとなった。
 この分社化により、アーサー・アンダーセンは会計監査業務を、アンダーセン・コンサルティングはコンサルティング業務を担当するという業態棲み分けが行われた。

 分社化に際し、アーサー・アンダーセンはコンサルティング業務を行わないこと、アンダーセン・コンサルティングはアーサー・アンダーセンに対し毎年一定金額を関係協力維持費として支払うことで合意した。

 分社後しばらくしてアーサー・アンダーセンが合意を破ってコンサルティング事業を行なう
   アーサー・アンダーセン・ビジネスコンサルティング
を設立、これがきっかけとなって両社の関係が悪化した。

 1997年、国際商工会議所に調停を申し立て、2000年8月、アンダーセン・コンサルティングの完全独立という実質勝利で幕を閉じ、以後別会社として歩むことになった。

 2001年10月17日、ウォールストリート・ジャーナルがエンロン社の不正会計疑惑を報じ、エンロン社のメイン会計監査を担当していたアーサー・アンダーセンが会計粉飾やその証拠隠蔽に関与していたことが発覚した。
 この事件でアーサー・アンダーセンの信用は失墜し、他の顧客も次々と離れ、アメリカ5大監査法人の1つと言われた名門のアーサー・アンダーセンは2002年に解散へと追い込まれている。

 

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