日本の財務省は19日、証券や銀行関係者で構成する
国債市場特別参加者会合
と機関投資家などによる
国債投資家懇談会
(座長・吉野直行慶応大学教授)
を開催し、2012年度の国債発行計画について意見交換した。
財務省幹部は同会合・同懇談会後の記者説明で、来年度国債発行総額は
170兆円台半ば
になるとの見方を示した。
11年度当初計画の169.6兆円から増額となる。
財務省幹部は、来年度の
財投債
は今年度当初計画の14兆円より増える見込み。
借り換え債や復興債は概算要求額をいずれもやや下回る見通しという。
また、国債の市中発行額は今年度よりも増える見通しで
個人向け国債の発行規模
は今年度第3次補正後の3兆円をやや下回るとしている。
10年物価連動債に対しては、来年度発行計画に
金額を計上するのは難しい
との見方を示した。
国債増発年限に関しては、出席者から
20年債などに増発余地
があるとの意見が多く、2年、5年、10年債にも消化余力があるとの意見が出たとしている
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ひとこと 金融派生品等として売り渡すために政府系金融機関を設立するべきだが、単なる国債発行だけを理論して見かけ上の国の借金を増加させても意味がない。
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