李国勇氏の発言（13日）
　　　　国家発展改革委員会（発改委）
　上海で開かれた鉄道関連の会議で中国は、向こう５年で都市部の地下鉄ネットワークを３倍余りに拡張するため
　　　１兆元（約13兆6700億円）
余りを投資することを明らかにした。
　
　中国政府は都市部の通勤者に自家用車の利用を避けるよう求めることで、交通渋滞緩和と公害抑制を目指し2015年までに地下鉄の総延長距離を3000キロ強（09年末時点　940キロ）に伸ばす方針でているという。
　
　中国は新たに25件の地下鉄建設を承認、公共交通機関への支出を拡大しており、地下鉄網の拡充で
　　　　アルミニウム
　　　　鉄鋼　など
原材料の需要が高まるほか、電車や駅に機器を供給する
　　　　海爾集団（ハイアール・グループ）
などの家電メーカーも恩恵を受けると見込まれている。
　
　中国は年内に地下鉄網を 1400キロに延長する計画で、遼寧省の瀋陽市や四川省の成都市で2000万元を投じる計画だという。
　　　

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