ウラン業界を専門とする米国の
　　　　ユーエックス・コンサルティング
によると、ウランのスポット価格は今年に入って40％上昇した。
　９月末以降では34％上げ、今月20日には１ポンド当たり62.50ドルとなった。→ ranking
　
　世界の景気回復が加速し欧州やインドなどの国々が石炭発電による温暖化ガスの排出抑制を目指し原子力利用を進めていることから、豪州やカナダの生産会社は需要が伸びると予測している。
　
　ウラン価格は上昇するとの見方が強まり、ウラン関連株は既に豪州の株式指数を上回る水準で取引されており、今後、ウラン価格が最大30％上昇する可能性があるとの予想が広がっている。
　
　また、中国の需要拡大を背景にウラン価格は先月、約２年ぶりの高値に達した。→ ranking
　

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