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# 米国債券という大量の紙切れ
2008/12/23 07:33
 米国財務省は2年債380億ドルの入札結果を発表した。
 発表によると、最高落札利回りは

     0.922%

と同証券の入札開始以来で最低を記録したものの、入札直前の市場予想0.912%を上回った。
 この結果を受けて、米国債相場は続落した。
 
 米国経済への信任が低下しており大量の紙切れとなっている米国債券を購入するというのは愚か者と見られかねない状況になり始めている。
 貯蓄せずに消費を謳歌した国の国債を購入しても見返りは少ない。貿易収支が大きく悪化した日本経済の建て直しは国内の需要喚起の政策しか残されていない。
 米国経済の建て直しに資金を投入してもドブに資金を捨てるものかもしれない。
 
 円が売られる展開となっており天井が思ったより低いことから底が割れるとスタグフレーションが起きる可能性も高く円安になる動きを日銀が止めるために米国債検討に投入した資金を引き上げることが出来るか注目する日が再び来るかもしれない。
  
 120円後半で為替介入し米ドル資産を売って財政の健全化すら出来なかったというか米国の政治的な圧力等で売れなかった現実を再び目にする日が近づいてくるかもしれない。
  

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