米国の輸入物価指数は7月に燃料や産業資材、衣料品のコストが特に伸びたことが背景となり上昇した。
労働省が16日発表した7月の輸入物価指数は前月比0.3%上昇した。
エコノミストなど事前の市場予想では0.1%低下だった。
なお、前月は0.6%低下(速報値0.5%低下)に修正された。
石油を除いたベースの輸入物価は0.2%の上昇している。
6月の輸入物価指数は前年同月比では14%上昇した。
前年比としては08年8月に18.1%上昇して以来の大幅な伸びとなった。
項目別に見ると、輸入石油のコストは
前月比+0.6%に上昇した。
なお、前年比では49%上昇した。
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ひとこと 輸入物価の上昇は米ドルの下落による部分も大きい。物価が上昇すれば先行きの雇用環境の悪化を懸念した消費者は買い控えに走るだけであり消費市場が広がる可能性はない。
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