NY時間帯、外国為替市場では、米ドルがユーロと円に対して揉み合う動きが続いた。

　スイス国立銀行（ＳＮＢ）はスイス・フランの上昇を抑制するために自国通貨売りの介入を実施したとの為替介入の観測が広がったことでフランやユーロは一時、対米ドルで上昇したほか、米国フィラデルフィア地区の製造業活動が拡大した。
　一方では、米週間失業保険申請件数は増加するなど、経済統計は強弱混在となった。

　１月の英財政収支が同月としては統計開始（1993年）以来で初の赤字を記録した英ポンドは対米ドルで約１週間ぶりの安値に下落した。
　　　　

[0回]