NYMEXの原油先物相場は米中経済に減速の兆しが出ており、燃料需要が低迷するとの見方が強まった影響から5日の時間外取引で下げ幅が1ドルを超えた。
原油先物相場は一時、1.3%下落した。
中国の8月のサービス業活動指数が過去最低まで落ち込んだ。
また、2日発表の8月の米雇用統計では雇用の伸びがゼロとなり停滞が示されたことで、原油相場は2.8%下落した。
熱帯暴風雨「リ-」がメキシコ湾外に去ったことで、米エクソンモービルと英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルが原油・天然ガスのプラットフォーム(生産施設)に作業員を復帰させた。
NYMEXの原油先物10月限は一時、1.11ドル安の1バレル当たり85.34ドルを付けた。
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ひとこと
何故、日本の戦略備蓄を半減させなかったのが疑問だ。大きく原油相場が下落しており、震災直後に復興資金として原油の備蓄を半減すべきであった。
米国政府が、先行して原油備蓄を半減させたのは
シェールガス
シェール原油
の生産が今後本格化することが判っているからだ。
日本の政治家は国内では何かしら発言するが、海外からは情報ももらえず単に掌の上で馬鹿踊りするようなものだ。余りにも情けないが、マスコミ自体もこうした情報が外国政府から取材できておらず、ジャーナリストとも呼べない取材能力だ。
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