2008/12/05 05:01
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トリシェ総裁(ECB)が来年のユーロ圏経済がマイナス0.5%前後になるとの見通しを示した。ユーロ圏の経済成長率がECBがマイナス成長を予測するのは初めて。ただ、同総裁がECBによる金融資産購入の可能性に言及したことを受け、ダウ欧州株価指数は下げ幅を縮めた。 なお、オランダ家電メーカーのフィリップスが、2010年までに利益を2倍にする目標を達成できないことを明らかにし、2.1%下げた。 小荷物配送サービス会社のTNTは3.2%安。速配部門の利益目標を下方修正したことが売りにつながった。 ECBは4日、過去最大の下げ幅で利下げを実施した。しかし、記者会見でのトリシェ総裁発言が相場への押し下げ要因となり、独メトロを中心に小売り銘柄が下げた。 イングランド銀行は政策金利を1ポイント引き下げた。 ダウ欧州株価指数は前日比0.5%安の197.40で引けた。 ダウ欧州50種株価指数は0.5%下落、ダウ・ユーロ50種株価指数は0.80ポイント下げた。 4日の西欧市場では18市場のうち9市場で主要株価指数が下落した。 PR |
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