経済不況が深刻化するなか、欧州株式市場はこの発表された一連の米国の経済指標が軒並み悪い内容だったことから、業績が悪化するとの懸念が広がり４日ぶりに下落した。

　金属相場下落を背景に、オーストラリアのＢＨＰビリトンと英豪系リオ・ティントは大幅安となった。

　また、英製薬メーカーのアストラゼネカは、今年の売上高が横ばいとの見通しを示したことが嫌気され、6.3％下げた。

　スイスの時計メーカー、スウォッチ・グループは昨年７－12月期（下期）売上高が市場予想に届かなかったことから売られ2.3％安となった。

　スイスの歯科インプラントメーカー、ノーベル・バイオケア・ホールディングはゴールドマン・サックス・グループが同社への投資判断を引き下げたことがきっかけとなり４％下落した。

　ダウ欧州株価指数は

　　　　190.79（前日比－1.8％）

で終了し月初来の下落率は3.8％となった。
　　　　

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