オバマ大統領の発言（23日）

　ホワイトハウスで民主・共和両党の指導者９人と協議し、政権側と議員らとの間で景気対策法案の詳細について

　　　いくつかの見解の相違

がみられるものの、法案は２月半ばまでの通過への軌道に乗っていると述べた。

　協議の冒頭で、米国は前例のない経済危機に直面する恐れがあると警告し

　　　8250億ドル（約73兆4000億円）規模

の景気対策法案でコンセンサスを確立するよう議会指導者らに強く求めた。

　マコネル上院院内総務（ケンタッキー州　共和党）は、オバマ大統領は野党からの提案にも

　　　オープンな姿勢

だと述べ、大統領が示した期限内に法案を通過させることは可能だと思われると続けた。

　オバマ大統領は、景気対策法案のほか、政策運営に対する

　　　国民の信頼を得るため

の改善点や監督、透明性や説明責任について議会指導者との協議を望むと語った。

　また、政府から救済支援を受けている一部企業の資金の使い道に問題があるとの報告を受けたとして、今後の支援では一段と企業の説明責任を厳しく求める方針を明らかにした。

　　

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